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 京都アニメーション制作の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』が2020年1月10日に中国で一般公開されることが決定しました。このほど、中国版ポスターが初披露され、そこに配された中国題は『紫羅蘭永恒花園外伝―永遠与自動手記人偶―』となっています。
 中国公開に合わせ、京都アニメーションの八田一郎プロデューサー、テレビアニメ版のエンディングテーマを担当した茅原実里、ABC Animationの西出将之CEOらが4日に中国を訪問し、ファンミーティングに出席する予定です。
 本作は、「第5回京都アニメーション大賞」で大賞を受賞した暁佳奈の同名ライトノベルを原案にした、「自動手記人形」と呼ばれる代筆屋の少女の日々を描いた人気アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の外伝で、名門女学園を舞台に、教育係として現れた元少女兵ヴァイオレット・エヴァーガーデンと、運命に翻弄される貴族の娘との交流を描く物語が展開されます。監督は、『響け!ユーフォニアム』シリーズなどに携ってきた藤田春香で、ボイスキャストは石川由依、寿美菜子、悠木碧、遠藤綾など。
 京都アニメーション放火殺人事件(2019年7月18日)が発生したのはこの作品の完成翌日でしたが、同作は予定通り9月6日に日本で公開され、それに伴って励ましや感謝の声が多数寄せられました。同事件は中国のアニメファンたちにとっても衝撃的な出来事であったため、今回の映画公開に対する反応も大きいことでしょう。なお、2020年1月10日には完全新作となる「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の劇場版が日本で公開される予定です。